JSH2014:高齢者高血圧

高齢者の降圧目標は年齢により分類

JSH2014
降圧薬治療の対象 140/90mmHg以上 ただし、以下は個別判断
75歳以上でSBP140-149mmHg
・6メートル歩行を完遂できない程度の虚弱高齢者
75歳以上の降圧目標 150/90mmHg未満 忍容性があれば積極的に140/90mmHg未満
降圧目標が異なる他疾患
合併時の目標値の優先
年齢による降圧目標を達成することを原則とし,忍容性があれば低い方の値を目指す。
高齢者の特殊性に基づく
留意点の追加
転倒・骨折の予防に関連した留意点(リスク評価と治療上の注意)
脱水や生活環境変化に対応した服薬指導(減薬にも言及)

高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014)

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まず、高齢者の降圧目標についてご紹介いたします。

今回の変更点といたしましては、75歳以上の高齢者に対しては75歳未満までとは別に降圧目標が設定されることになった点がございます。

75歳未満までの降圧目標は収縮期140、拡張期90未満に対して75歳を超える高齢者の降圧目標は収縮期150、拡張期90未満に設定されており忍容性があれば積極的に140、90を目指すとされております。

また高血圧以外の他の疾患を合併した場合の目標値は、年齢による降圧目標を達成することを原則とし、忍容性があれば低い方の値を目指すと記載されております。

ちなみに、降圧薬による治療の第一選択薬は、年齢に関係なく個別の症例に適した降圧薬を選択するとなりました。