疾患編 (テキスト解説)
血圧は測定時の条件で変化することがあり、それぞれの条件で基準値も異なります。高血圧は診察室血圧と診察室外血圧によって、正常域血圧、白衣高血圧、仮面高血圧、(持続性)高血圧に分けられます。
診察室血圧が高血圧、診察室外血圧が正常域血圧を示す状態を白衣高血圧としています。
逆に、診察室血圧が正常域血圧、診察室外血圧が高血圧である状態を仮面高血圧としています。その病態は多様であり、早朝高血圧や夜間高血圧などが挙げられます。早朝高血圧、昼間高血圧、夜間高血圧は仮面高血圧を構成する病態で、診察室外血圧が上昇している時間帯がそれぞれ異なります。
仮面高血圧の高リスク群としては
が挙げられ、これらの対象者には診察室血圧に関わらず、家庭血圧やABPMを積極的に測定することが重要です。
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